2020年03月05日
21世紀のチーム運営スタイル
メンバーの意識を共有化させるチームの土俵づくり
職場のコミュニケーションはメンバーの意識を共有化させる土俵づくりです。
共有化させる土俵とは、場・状況・情報の共有による問題意識の共有化になります。チームには常に考える事・実践していく内容のベクトルを合わせることが不可欠となります。これがメンバーの意識の共有へつながります。
メンバーの意識の共有化で大切なものがあります。それは成功体験・失敗体験の共有です。
成功体験・失敗体験は確かに経験しないとわからない点があります。大事な視点はこの成功体験・失敗体験を個人のものとするか、会社のものとするかでその視点が変わります。創業50年の会社には50年なりの成功体験・失敗体験があるわけです。この歴史からくる知恵を共有するか、それとも自分で経験した事のみで仕事するのか?この違いです。
確かに経験していない人には疑似体験となります。しかし、疑似体験のよさは予防戦を張れる事にあります。
『そういえば、部長がこの時はこうしたほうがよいと言っていたな』と知識があるだけで違います。
知識を知恵に変える事で人類は進歩しているわけです。それと同じで会社の歴史から知恵を仕事の進歩につなげないと歴史の意味が薄れていきます。