2020年04月03日
時代に取り残された古参幹部
古参幹部が生まれやすい会社の特徴
①急激に成長している会社
会社の成長は経営者の成長スピードに比例するが、社員の成長スピードには比例しない。
会社の規模が
・5億から10億へ
・10億から30億へ
・30億から50億へ
・50億から100億を目指す時には組織運営のギアをチェンジしなければならない。
その時に創業以来共に頑張ってきた幹部が権限委譲、公私混同の是正、公開経営等の運営方法の変化に対応出来ない事が多く、役職パワハラでメンバーを押さえつける兆候が出始める事がよくあります。
②情に厚すぎる社長
会社の急激な成長で創業幹部の成長が遅い事を経営者は自覚している。情に厚い経営者は我慢強く辛抱するが、中堅・若手社員の目が気になり日々悩む。何かにつけ、舵取り方法の大きな変化を求められる会社の成長期では会社内にギャップ現象が多発する。社長は決断する人であり、法人の立場で判断する事が求められる
③創業メンバーに対し、中堅・若手社員が成長している会社
創業メンバーと中堅・若手社員の仕事の力量の差がなくなっている。創業メンバーにマネージメント力がなければ、仕事の差がなくなり、上位に立つ事が難しくなり、立場がなくなる。
このような現象が出始めると古参幹部が生まれやすい会社になりますので、注意しましょう!