2020年11月22日
人を動かす基本動作
会議とミーテイングは自分で考えて動くメンバーを育てる場所
今回は今回は会議とミーテイングの違いについて説明していきます。
■会議とミーテイングの特性
〇会議は目標・方針達成の計画の内容・実践策を決めます
〇ミーテイングは目標・方針達成実践策の状況変化に対する修正・対策を決めます
最大の違いは、ミーテイングの方が現場に即しており、業績を創りだす動きに直結している点です。
だから、コミュケ―ションパイプの基本は会議を少なく・ミーテイングは多くとなります。
その中でも5分・10分のショートミーテイングを出来る会社は、コミュケ―ションがよく、業績が上がりやすくなります。
■トップコメントでメンバーを納得させて動かせ
会議におけるトップコメントとは、メンバーに会議の冒頭で、チームが現状置かれている状況を説明 する事です。
全体の森を把握させ、個々の木について説明します。
チームが現状置かれている状況とは、外部環境、お客様の動向、ライバル動向、会社の状況等です 。
これを説明したうえで、チームの進むべき方向性、そして目標の重要度・優先順位を明確にして説明します。
そうすると、メンバーは部門方針そのものの背景・要因・対策の理由がわかりやすくなり、理解します。
チームリーダーの役割として、方向性を立てたうえで、知らせる機能があります。 知らせて、理解させ、納得させないと
メンバーは自分のやるべき役割を考えません。
■自分で考えて動く
自分で考えないと、動きません。
結果プレイングマネージャーの悪循環スパイラルにはまり、自分でやるしかなくなり、成果はでない構造に陥ります。
状況説明は月1回の部門会議で実施。会議の検討項目の最初にチームリーダーの状況説明を入れ、時間は5分~10分ぐらいでしょう。
話す内容ポイントは、
①自分たちの状況はこうだ
②そして周りの環境はこうである
③だから、自分たちはこのように進んでいく、この3点です。
現状、周りの環境を考えて、自分たちが今月をどのように進んでいくのか?
その重点とすべき内容とその理由をメンバーに理解させる事がチームリーダーの最重要の役割となります。
中堅・中小企業のプレイングマネージャーの皆様のご参考になりますように・・・