2020年03月14日
人を動かす基本動作
誉める事はその人を認める行為
人間の原始的な欲求の中に、人に認めてもらいたいとする欲求と組織に属していたいとする欲求があります。
子供が鉄棒の逆上がりが出来ると誉めてとおねだりする行為や母親が他人の子供を抱っこすると自分の居場所を取られた気持ちになり、やきもち泣きをする行為はこの典型的な事象です。
誉める事の本質とは、その人を認める行為であり、チームの大切な一員として考えている事を現す行為です。
アメリカの有名な成功哲学を説くD・カーネギーはその名著『友をつくり人を動かす法』のなかで人に好かれる6原則を
①相手に誠実な関心を寄せる
②笑顔を忘れない
③名前を覚える事
④聞き手にまわる
⑤相手の関心のありかを見抜く
⑥心からほめると述べています。
人は誰でもLOOK MEである。自分自身に関心を持っているエゴイストであるし、「さすがにあの人ならではだ・・・」と認められたい。
人は誉められればうれしいし、それが自信につながる。
誉める事は、その人を認める行為だから当然チームワークがよくなります。