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プレマネブログ

2020年12月11日

21世紀のチーム運営スタイル

チームで動くメンバーの疑問をなくす情報の公開

今回はプレイングマネージャーの皆さんがメンバーに理解させていくチーム運営の視点について説明していきます

■何故、情報の公開が必要なのか?

私たちの生活環境は情報公開社会に様変わりして、それに順応して日常生活を送っています。

携帯電話・パソコン・衛星放送等を利用せずに生活している人はいないでしょう。つまり、現在の社会生活は公開社会を基盤として生活を営んでいます。

経済・産業は社会環境が変われば、それに対応していきます。

文明開化が起これば、武士がちょんまげを切り、理容業界が発展しました。

石油が採掘されれば、それを使う自動車産業が隆盛を極め、それを走らせる道路が各地につくられ、建設業が盛んになります。

つまり、会社は取り囲む社会環境の変化に順応させるしかありません。単純に、日常生活が『情報公開社会』ならば、それに会社の運営方法を合わせる事です。平日、あなたが多くの時間を費やすのは会社生活だと思います。

朝、出勤して、自宅に帰宅するまでの時間は10~15時間ぐらいでしょう。

1日の行動の一番多くの時間を費やしているのが、会社生活です。この『会社生活』でチームを運営する為に、最低必要な情報が公開されないとメンバーはリーダー・会社に対して『疑問』を抱くのは普通の感覚です。

■メンバーを迷わさない

つまり、情報の公開に踏み切れない会社・チームはメンバーからリストラされると認識していただきたい。

その方法ですが、先ずは考え方の公開です。

会社の考え方とは『その会社の価値観』です。人を動かす実務で代表的ものが、経営方針・部門方針です。方針とは『電車のレール』です。このレールは目標に対して、

『まっすぐ行くのか』

『左回りで行くのか』

『途中一旦停車で行くのか』等と色々な行き方のレールがあります。

この目標に対する行き方のレールを決め、公開しないから、メンバーが好き勝手に判断したり、動いたりしてチームはバラバラになりやすい。

リーダーは、この部門方針を照れずにキチンとメンバーに話し、理解させる事です。確かに昨日まで、やっていなかったら照れる事も多いと思いますが、この『照れを無くすリーダーの仕事』はチーム運営を楽にしてくれます。

情報の公開とは、メンバーを迷わさない事につながります。

中堅・中小企業のプレイングマネージャーの皆様のご参考になりますように・・・

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