2021年02月14日
チームを動かすリーダーの技術
メンバーに「気づかせる」話し方 ②
今回はリーダーのコミュニケーションスキルであるメンバーに「気づかせる」話し方 ②を説明します。
メンバーとのコミュニケーションの本質は、相手を理解する事、認める事から始まります。
以下の点を参考にしてください。
◆「○○という点が、成長したなぁ」
「さすが○○さん」と気軽に使える言葉で数多くほめることも有効です。
このほめ方のポイントは、「○○という点」とほめる内容を絞り込んでいることです。メンバーはきっと
二つの言葉の組み合わせによるほめ方で「いつも自分のことをしっかりと見てくれている」と感じます。
◆「どうすればできるようになる?」
これまで、仕事に失敗したメンバーに対して「なぜできなかった?」と質問をしていませんでしたか。
このような質問をメンバーにしても、後ろ(=失敗したこと)を振り返るばかりで、メンバーの気持ちを前向きに
させることはできません。
失敗したメンバーにとって必要なのは、「失敗した原因」ではなく「次に成功するための対策」です。未来について
の問いかけが必要なのです。気持ちを前向きにさせる問いかけが必要なのです。
メンバーへの問いかけにひと工夫することで、メンバーの気持ちを前向きにさせたり、気づかせたりすることが期待できます。
中堅・中小企業のプレイングマネージャーの皆様のご参考になりますように・・・