2019年03月29日
プレイングマネージャーを理解しよう
プレイングマネージャーだけでチームを動かすなんてナンセンス
中堅・中小企業は兼任主義で会社を動かしています。
リーダーは自分の現業を持ち、そしてチームマネージメントを行わないといけません。
つまり二足の草鞋を履いているわけです。一般的な書物に出てくるリーダーシップ論は
専業マネージャーについて説明しています。だから、難しい手の込んだ事をやっても
それなりに対応ができるのでしょう。
しかし、私達プレイングマネージャーは自分自身の現業とチームを動かすことを
同時に考え実践する人で、難しい役どころなのです。あなたの1ヶ月を振り返りましょう。
月初には自分が大部分の業務をやるのではなく、メンバーに役割をやらせないといけないと
頭で理解するでしょう。しかし、月末が近づくと業績が気になり責任感という心がうずき、
チームマネージメントを放り投げて、現業100%の仕事をしているあなたがいませんか?
そうなると、現場からマネージメントがなくなり、結果として、成長していない
メンバーがいます。そして次こそはメンバーに任せようと反省するわけです。
結論からいうと、プレイングマネージャーだけでチームを動かすなんてナンセンスです。
中堅・中小企業とはいえ、日々求められるテーマが高度化・専門化になっています。
リーダーだけがレベルアップしても、ダメな社会環境です。
チーム全員がレベルアップする事が求められています。その一つとしてチームは
メンバー全員で動かす発想がないとチームは機能しなくなっているのが現状です。
多くのリームリーダーが頑張っている事は知っています。
しかし、チームを動かす為のメンバーへの頑張らせ方を工夫していきましょう。