2020年06月28日
メンバーの育成方法(OJT)
What do you think(君はどう思う)?
今回はプレイングマネージャーの皆さんがメンバーへのサポートの一つの方法を説明していきます。
〇人は言われた事には反発し、自分で気付いた事には自発的に取組む。
〇人は教えられた事は忘れ、自分で考えた事は覚える。
■What do you think(君はどう思う)?
若手社員には、一方的にこうしろ、ああしろというのではなく、『君はどう思う?』と問いかける機会を増やすほうが、成長していく。教えるだけはなく、若手社員が持っている自分の考えを引き出す事が今の時代の人財育成方法への対応である。
■会社なりの思考回路
若手社員の考え方が会社なりの考え方と合致しているかどうかを確認する。もし違うならば会社なりの思考回路を知らせ、理解させたうえで、何回も何回も確認して会社なりの思考回路を習慣化させる事が必要。会社なりの思考回路を植え付けると自然と社長・上司の考える問題意識を踏襲するようになり、若手社員は急成長していく。
■コーチング
コーチングという考え方があり、その語源は「馬車(coach)」で、「大切な人を目的地まで送り届ける役割を担う乗り物」という意味があり、
〇目標達成に向かってサポートする人
〇人の持っている能力を発見し引き出す人を「コーチ」と呼んでいる。
コーチは「横から目線」で、触れ合いをベースに自発的な行動をうながし、継続してサポートする役割です。このような視点が若手社員への対応には重要になっています。
メンバーを導いていく技術は、チームを全員で動かすために必要なプレイングマネージャーのスキルです。
中堅・中小企業のプレイングマネージャーの皆様のご参考になりますように・・・